F。キレイに鳴ってます?

 

◾️私、ダンスが苦手なのですよ(T.T)

 

唐突ですがカミングアウトしちゃいますね。えと。私、子供の頃からずっと、ダンスが苦手です。フォークダンスも盆踊りもディスコ(古い?)で踊るのも、全部、だめー。あ。ラジオ体操ですら苦手。関節が固いと言うこともあるけど、それ以前に、振りが覚えられない。もうホントにだめ。我ながらセンスなし。

 

なんでこの話をしたのかと言うと、この、ダンスに対する私の感覚と同じような感覚を、ウクレレに対して抱いていらっしゃる方もたくさんいるはずだよなーと思うわけ。だから迂闊に「ウクレレは簡単!誰でも弾ける!」的な話はしてはイケナイと思っております。だって「ダンスは簡単、子供でも出来る」って言われても私にとってみれば「えー無理」だもの。

 

確かにウクレレはですね。「弦も4本だけだしコード押さえるのも簡単」かもしれない。そりゃギターに比べれば弦の数も少ない。だからその分コードの押さえ方も単純。その意味では「簡単」かな。

 

でもですね。コードを押さえるったって、ウクレレの、どこを、どの指で、指のどこを使って、どんな角度で、どんな向きで、どんな力で押さえれば良いのか。

 

 

これが直感的に分かる方って、実は少数派なんじゃないか?ウクレレ教える仕事をしてるとホントにそう思うんですよね。だから、言いますね。「ウクレレ、『簡単』って言葉を鵜呑みにはしないでね^_^。

 

 

◾️例えばFコード

 

でね。意外とウクレレ初心者の方が『えー何これ、私、キレイに音が出ない〜』と苦戦するのがFコード。

 

初心者教室でだいたい最初に教えるコードのひとつで、『こことここの、2箇所を押さえるだけだから、ほら簡単でしょ』なんて、スルっと先に行かれてしまいがちなコードなんだけど、実はつまづいてる方が実に多いです。実はこれも『らは初心者あるあるお悩み』のひとつです。

 

Fコード。これですね。

 

1弦=A(ラ)、2弦=F(ファ)、3弦=C(ド)、4弦=A(ラ)、つまりファ・ラ・ドの和音で構成されるこのコードですが、このコード、意外と難敵だったりします。

 

よくあるFコードお悩みは主に2つ

【1】4弦を押さえている中指のお腹が3弦に触れてしまって3弦の音がポコポコ音になってしまう。

【2】人差し指で押さえている2弦の音がポコポコ音またはビビリ音になってしまう。

 

これらの症状には、やはり原因があるわけです。

 

まず【1】についてですが、これ、

①中指の指先が寝てしまって指のお腹が3弦に触れている。

中指の頭の、爪に近いところで押弦しているため、指の腹が3弦側に出てしまって3弦に触れてしまう。

 

写真で見ると、①②はこう言うことね。要は中指のお腹が3弦に接触しちゃってる現象。これだと3弦がポコッて音になっちゃう。

 

 

①をもう少し詳しく見ると・・・

 

・押弦する各指がネックの真下から真っ直ぐに伸びているために指先がつい寝てしまう症状。これね。

 

 

・指板を見たいと言う事でウクレレを上向きにしてしまうことにより指先を立たせられない症状。こんな持ち方をしちゃうと指は立てにくくなります。


ーーー実はこの辺りのこと(指がどんな風に使われているかって辺りのことね)って、意外に自分では気がつかないものなんですよね。

 

しかもね。気がついてはいるんだけど、じゃあどうすれば良いのかが、迷路に入っちゃったみたいにもう自分ではわからないと言う方もたくさんいらっしゃる。

 

この原因に対する対処法とか押弦のコツがあるのですよ〜!

 

もちろん【1】②の事柄にも、【2】の事柄にも、対処法とか解決のコツがあります。このあたり、文章で書くとまたまたスゴイ長文になりそうなので、残念ですがここに記すのはやめときます^_^; 答えはお教室でお会いした時に直接^_^。

 

おひとりおひとりの症状を丁寧に見させてもらって、根本原因を掴んで対処法を見つけ出す、クリニックさながらに、良い音が出せるようにご指南させていただきます!

 

Fコードでお悩みの方は是非ぜひ、私の教室のドアをお叩きください。まずは無料体験レッスンからどうぞ^_^☆