AkiraNiihoriUkuleleオーダー記その3(完成)

 

◾️完成〜♪

 

 2021年7月9日金曜日。AkiraNiihoriさんからウクレレ発送のご連絡が入りました。

 

水曜日に「あとは最終調整のみとなった」旨を、そして木曜日に「完成した」との進捗ご連絡を細かく頂いていたので、週明けにでも工房見学がてら引取りに伺えないかなとも一瞬思ったのですが、ちょうどまた東京の緊急事態宣言の再発出が現実味を帯びて来たことも踏まえ、お送りいただくこととなった次第。その分、私の手元には完成品が早く到着するわけなので、それはそれで誠にありがたく^_^。

 

宅配便の到着は早速の翌日7月10日土曜日。イオンモール太田でのレッスンを終えて夜。帰宅すると、おー!届いてました。箱です!

さすがNiihoriさん丁寧な梱包^_^。FRAGILE(壊れやすいよーって意味かな)のテープがぐるりぐるりとしっかり貼ってありました。大きなギターがコレハナニ?とばかりに箱を注視しております。

 

 

◾️いざ開封!

 

開けてみるとカバーのかかったハードケース。

 

いざハードケースも開けてご対面!おー素晴らしい!美しい!半艶消しのシルキーフィニッシュの手触り!すべすべ!

Akira Niihori Ukulele “Somali“ 17.5scale Garnet Custom 正面

チューニングして音を出す。うん。想定通りの暖かな音色!言うことなし!

 

 

◾️じっくり眺める。

 

オーダー記のvol.1とvol.2では触れてなかったのですが、密かに楽しみにしていた所をまずはじーっと見てみました。

 

 

1.バインディングとパーフリング、ロゼッタ。

Akira Niihori Ukulele “Somali“ 17.5scale Garnet Custom ロゼッタ、パーフリング

バインディングとパーフリング。カーリーメイプルのボディバインディングと、赤い染木のラインも入れた5層のパーフリング。一般的な白と黒のパーフリングではなく、Garnetにちなんで赤も入れてもらったんですよね。ロゼッタはインディアンローズウッド。縞々が綺麗。ロゼッタ周りのパーフリングにも赤、入ってます。

 

 

2.サイドポート。

Akira Niihori Ukulele “Somali“ 17.5scale Garnet Custom サイドポート

円形のサイドポート。正面のサウンドホールのあたりを弾くとこのサイドの穴の効果がかなり実感出来ます。出音がはっきり聞こえて嬉しい^_^。

 

 

3.ネックとフィンガーボード。

Akira Niihori Ukulele “Somali“ 17.5scale Garnet Custom ネック、フィンガーボード

カマボコ型ネック。スケール(弦長)は標準仕様にはない17.5インチにして貰っております。握ってみたら、まーしっくり来ること来ること。老眼に優しく、白い樹脂にして貰ったサイドポジションマーク。Niihori Ukulele では真鍮などの金属製のポジションマークが多いようなのですが、それだと私の場合光の加減で見失っちゃうこともあるので、敢えて白樹脂にして貰った次第。7フレットと12フレットは2個仕様。指板上のポジションマークは、もう少し大きいドットにして貰った方が見やすいかなとは思ったのですが、デザイン重視で小さいドットにして貰いました。こちらはアルミ製です。

 

フレットは、ややゴールドがかった深みのある光沢の、太めのフレット。ギターと同じ太さなのかな?赤いZephyr のフレットほどゴツクはありません。Jescarというブランドのニッケルシルバー素材とのことです。ツルツルに磨いてあるので、弾いていてすごい気持ち良いんですよねー。

 

 

4.ヘッドプレート。

Akira Niihori Ukulele “Somali“ 17.5scale Garnet Custom ヘッド

ヘッドプレートはロゼッタと同じインディアンローズウッド。ロゼッタと統一感があって良いなぁ。ペグはゴトーのキアベクのシルバー。黒ツマミ。

 

5.サイド&バック。エンドピン。

Akira Niihori Ukulele “Somali“ 17.5scale Garnet Custom エンドピン、バインディング

サイド&バックはアフリカンマホガニー。明るい色目の材です。この写真でみるとわかりやのですが、バインディングのメイプルのカーリー杢は結構モクモクしてます。こういう杢、大好き。エンドピンも付けて貰いました。

 

6.全景♪

 

全体の写真は以下です。これはNiihori さんから、完成しましたと言うことで送って貰った写真です。

トップ材:レッドシダー(単色)、サイド&バック:アフリカンマホガニー。シダーはレッドシダーとは言え、角度によっては赤みは少ないように見えるかな。これが経年変化でだんだん赤くなるのできょうね。またこれも楽しみです。ちなみにシダーとマホの組み合わせはNiihori Ukuleleでは初なのだそうです。なんかウレシイ。まさに世界で1本だけ^_^。指板&ブリッジ:ガボンエボニー。ネックヒールエンド部の黒っぽい蓋みたいな所はインディアンローズウッドでヘッドプレートとかロゼッタと同じ材となっています。

 

 

7.弦はダダリオ・チタニウム。

 

納品になってから何日か経過しましたが、目下連日弾き込んで、弦を安定させているところです。あ。今回、弦はNiihori さんの標準弦でなく、テンションが高くなるように、ちょっと太めものを選んで頂き、ダダリオのチタニウム弦EJ87Tを張って貰いました。

 

そうそう。


このウクレレの名前をまだこのブログでは発表していなかったかもしれません。名前は、Akira Niihori Ukulele ”Somali“ 17.5scale Garnet Customとしました。通称名として「マホちゃん」と呼ぶことにします。(ちなみに先住のらNiihoriウクレレは「マロちゃん]なので語呂も良い佳奈と、笑。


何日かしたら演奏動画も撮影してみたいと思っています。音色の方はそれまでしばしお待ちを^_^。

 

以上、3回にわたって書いて参りましたAkira Niihori Ukulele ウクレレオーダー記ですが、ひとまずこれにてFineということで^_^。いやー作って貰えてホントに嬉しかったー♪ 

 

 

Niihoriさん、素敵な楽器をありがとうございました! 生涯大切に使います!