好きな歌を歌おうと思って楽譜を見たんだけど、キーがCなので、高すぎちゃって歌えない。なんてこと、あるあるですよね。Gのキーにすれば歌えそうなんだけどなー、なんて。
あるいは、楽譜のキーが、例えばA♭とかD♭とかになっちゃってて、これウクレレで弾けないじゃん!ってあきらめちゃったりしてません?
「そんな時はね、自分の音域で歌えるキー、あるいは弾きやすいコードのキーに変換しちゃえば良いのです。例えばね、Key=Cの時のFは、Key=GになればCになって、G7はD7になって・・・・・」なんて説明されたってよくわかんないっ!という方のために、自作できるボードを紹介します。
名付けて「移調円盤」。安直な名前でごめんさない。こんなヤツです。
構造は単純で、子供が時計を工作するときなどによく使う割りピンを使って円を重ねてるだけ。
例えばね。
とりあえず、内側は元のコードのルート音、外側を移調先のコードのルート音と考えます(逆でも良いけど)。
DのキーをCのキーに移調したいのであれば、内側のDを、外側のCに合わせます。すると、内側のBは外側のAになると。これはつまり、DのキーをCのキーに移調するとBmはAmになるよということね。
この要領で移調先のコードのルート音が早見出来ると言う単純なもの。
他にも例をあげると・・・
<GのキーをCに移調>
G→C
C→F
D→G(つまりD7→G7)
E→A(つまりEm→Am)
B→E(つまりBm→Em)
・・・って感じ。
<A♭のキーをGに移調>
A♭→G
D♭→C
E♭→D(つまりE♭7→D7)
F→E(つまりFm→Em)
C→B(つまりCm→Bm)
・・・こんな感じで使えます。
ネットでこういうサークル図を見つけようと思ったんだけど、なかなか見つからなかったので作った方が早いやと、やっつけ仕事で作ってしまったので味も素っ気もないのですが、一応印刷用のJPGも貼っておきますね。よかったら工作してみてください。