第一話からの続きとなります。
一応、第一話と第二話の各項目の目次は次のようになっています。このページは第二話です。
(第二話)
6.チューニングメーター(チューナー)←【必須】
7.楽器拭き用クロス←【なるべく】
8.指板用レモンオイル←【なるべく】
9.汚れ落とし用のクリーナー←【必要に応じて】
10.ウクレレスタンド←【必要に応じて】
11.カポタスト←【必要に応じて】
6.チューニングメーター(チューナー)←【必須】
- 楽器ですからやはりきっちり音程が合っていると気持ちイイと。きっちり合わせる為には、文明の利器であるチューナーのお世話になりましょう。私などは昔者のアナログ派なので音叉でチューニングする事もそんなに苦ではないのでが、やはりチューナーを使って目で見てデジタルに音程を合わせるのは断然楽チンです。
- チューナーは、ヘッドに取付けて使うクリップ式がお勧め。もあるのですが、長い目で見ると、音程をABCなどのアルファベットで示してくれるものが良いと思います。価格は1000〜3000円位の物が多いかな。値段の安いものの方が多機能ではないため逆に初心者の方には使いやすいかなと思います。種類も豊富なので選択に迷うかもしれませんが、1000~3000円くらいのものの中から見た目重視で気に入ったデザインのものを選ぶので良いかと思います。
- ひとつ別観点のお話なのですが、KORGから出ているウクレレヘッドに模した形の可愛いチューナーがあります(これも写真掲載しておきますね)。
- 例えば1弦を合わせる時には、チューナーの「1弦インジケーター」が赤く光るところまで、中央の「縦インジケーター(縦に光が動く部分)」を見つつ1弦のペグを回して行きます。で、「1弦インジケーター」が赤く光ったら1弦の音に近いところまで迫って来ていると言うことなので、今度は中央の縦インジケーターを注視すると。で「縦インジケーター」が緑色で止まるまで慎重にペグを回して行き、ピタリと緑色になったらOK、と言う仕組み。
- 初心者にはわかりやすいかなと思って以前はこればかりお勧めしていたのですが、たくさんの初心者の方に使ってもらいながらふと気がついたことがあり、最近は勧めるのを躊躇しています。
- と言うのは、これ、1弦から4弦までの全ての弦が正しい音の近似値まで行っていれば各弦に応じた位置のインジケーターが光ってくれるのですが、例えば1弦の音が、合わせたいA(ラ)の近似値から離れてG(ソ)に近い音になっちゃってると1弦のインジケーターじゃなくて本来G(ソ)に合わせたい4弦のインジケーターが光ると言う仕様。
- なので、この辺りの理屈がすっとお腹に落ちる方はあまり戸惑わないのですが、この話がお腹になかなか落ちない方ももちろんいらっしゃいまして、その場合お腹に落ちるまで説明するのがなかなか大変だったり。
- また、後述する「カポタスト」を使う場合にはこのチューナーだと殆ど役に立たないと言うこともありまして。私に勧められてこのチューナーを買った皆様、ごめんなさい!(あ、でも、ウクレレに慣れて来て、それぞれの弦が大体合っている場合にはとっても重宝なので、こんなことを言いながらも私は愛用していますよ〜!)
7.楽器拭き用クロス←【なるべく】
- 楽器を弾いた後は、皮脂とか汗とかを必ず拭いてあげましょう。そのためのクロスは、シリコンの含まれていないものの方が楽器の塗装を痛めないようです。まぁ楽器を傷つける心配がないような柔らかな布があれば楽器拭き用のクロスにこだわらなくて大丈夫です。
8.指板用レモンオイル←【なるべく】
- 指板っていつの間にか汚れちゃっていたり、乾燥し過ぎちゃったりするものなので、様子を見ながらギター用レモンオイルで拭いたり潤いを与えてあげたりしてください。(同じ柑橘系オイルでオレンジオイルもあります。香りの好きな方をお選びください。)
- これ、あくまでも無塗装の指板用なので、ウクレレ本体の汚れ落としなどには使わないでくださいね。(ボディ用にはゴム専用のクリーナーを使ってね。次項に記します。)
9.汚れ落とし用のクリーナー←【必要に応じて】
- ボディを楽器拭き用クロスで拭いても汚れが落ちない!と言う場合はギター用のクリーナーというものがあります。私が使っているのはMartinとGHSかな。
- Martinは研磨剤が入っていなくて、GHSは研磨剤入り。まぁクリーナーを使う前にクロスをほんのちょっと湿らせて拭いてあげれば大体キレイになっちゃうのであまり出番はないのですが。一応リンクしておきます。
10.ウクレレスタンド←【必要に応じて】
- ウクレレを置く時、インテリアの一部にしたり、練習中にちょこっと置いたりする時に便利なのがウクレレスタンド。
- マハロUS-02などの木製のスタンドが持ち運びもしやすく、温かみのあるデザインで私はお勧め。1200〜2000円くらいです。
- 楽器に直接触れる部分には100円ショップでも売っている、裏面がシールになっているフェルトを切って貼っておくと楽器の塗装を痛める心配が軽減されます。私はそうしています。
11.カポタスト←【必要に応じて】
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カポタストと言うのは、例えば弾き語りをする時に、ちょっとのキーじゃ低いなーなどと言う時に、1~4弦をいっぺんにセーハさせるための超絶便利グッズ。ゴム式とかクリップ式とか色々あり。でもまぁ最初から持ってなくても全然問題ありません。必要に応じてで良いと思います。
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私のお勧めは、ダダリオ(プラネットウェイブス)、SHUBBのアルミのもの。軽いので。ちなみにSHABBのカポタストはものすごくたくさん種類があるのでご注意ください。私のお勧めは「ウクレレ用のL9」です。カラーバリエーションもたくさんあります(色により価格が多少違うようです)。。
・・・というようなことで私のおすすめウクレレ用アイテムのお話でした。
ここで紹介したもの以外にも便利アイテムは数えきれないほどあります。楽器屋さんで販売しているものもあれば、100均で売っているものでウクレレ用アイテムとしても使えそうなものもたくさんあるかと思います。皆さん、私はこんなアイテムがおススメです、というような情報がありましたらどうぞお気軽にメールをください。おー!という情報がありましたらどんどん紹介したいと思っています。